コラム | 社員インタビュー②ぬいぐるみ製作のエキスパート

フリー素材ぬいぐるみS

パルックではアーティストやキャラクターのライブ会場や店舗、ECサイトで販売されるぬいぐるみや、企業様のキャンペーンで活用するぬいぐるみを製作しております。

 

【過去実績】

K-POPアイドルぬいぐるみ、マスコットキーホルダー 約80種 累計約50万個以上製作

国民的アイドルぬいぐるみ、アーティストぬいぐるみ、アニメキャラクターぬいぐるみ、

企業マスコットキャラクターぬいぐるみ、CMタレントぬいぐるみ

その他、多数製作

 

安定の生産体制と、縫製裁断・刺繍技術など経験豊富な中国工員スタッフをかかえ、

多大なる評価をいただいております。

 

そこで、社内でも一番のぬいぐるみエキスパート、O氏にインタビューをいたしました!

ぬいぐるみの製作工程において、詳しく答えてくれました。

 

―ぬいぐるみを製作したいときは、どうやって依頼をすればいいですか?

O氏:まずは、製作したいイメージデータ(イラスト書きおこしでも可)、ぬいぐるみご希望サイズ、希望生地、製作数量などを教えていただきます。

上記内容にて、製作工場へお見積り確認させていただきます。

(ご依頼から約3~5日程でご回答致します)

再現可否詳細まで、お客様へお知らせさせていただきます。

また、生地材質や生地色も生地サンプルや生地見本帳からお選びいただけます。

 

―ぬいぐるみはどこで作っていますか?

O氏:基本は中国のぬいぐるみ工場で生産しております。

中国と聞くと、品質が不安と思う方もいらっしゃいますが、弊社の工場では全ての作業工程や品質を厳しく管理しております。品質には自信を持っておりますので、ご安心ください。

ご対応ミニマム数量:300個~

*300個以下は要相談になります。

 

―依頼してから納品までのスケジュール感を教えてください。

O氏:ご入稿から校正サンプルご提出まで約10~14日。

数量決定・校了から工場出荷(中国)まで、300~1,000個:約25~35日。

1,000~5,000個:約35~40日になります。

(*ぬいぐるみ仕様によって量産日数は異なります)

工場出荷から日本港着:約7~20日(*船便)

港から弊社倉庫着(埼玉県):約3日→検品後、ご指定場所一括ご納品という流れになります。

納期が短く、お急ぎの場合も、スケジュールによってご対応できますので、ご相談下さい。

 

―ぬいぐるみのデザインもしてもらうことはできますか?

O氏:はい。可能です。弊社デザイナーがイメージを具体化し、ご提案させていただきます。

*別途デザイン料発生致します。

 

―ぬいぐるみキーホルダーやぬいぐるみバッジのような商品も製作できますか?

O氏:勿論、製作可能です。

実績として、ぬいぐるみキーホルダー、ぬいぐるみバッジ、ぬいぐるみティッシュケース、

ぬいぐるみパスケース、ぬいぐるみポーチ、ぬいぐるみカチューシャ等、ございます。

ご希望のぬいぐるみ商品をご依頼いただければ一度、確認させていただきます。

 

―サイズは何cmから何cmまで作ることができますか?

O氏:特に規定はございませんので、出来る限りお客様のご要望にお応えできるようにしております。
通常、ぬいぐるみサイズは、最小で10cm前後での制作が一般的です。

10cm以下ですと、小さ過ぎてぬいぐるみ本来のかわいらしさを損なうことがありますので

あまりおすすめはしておりません。

撮影やイベント用に大きいぬいぐるみを製作したい場合には100cm以上の巨大なぬいぐるみを作成することも可能です。

(商品が大きいため、その分輸送コストはかなりかかります)

 

―最後にひとこと。

O氏:ぬいぐるみが大好きです・・!キャラクターが平面の図面から立体に仕上がった時の可愛さ、触り心地など、同じ立体のフィギュアには出せない良さがあります。これからも、いろんなアーティストやキャラクターのぬいぐるみを作り続けたいです。

 

■O氏プロフィール

・年齢:42歳

・勤続年数:11年

・得意分野:縫製系

・趣味:マッサージ・サウナ・卓球

・好きな食べ物:韓国料理

・好きな言葉:种瓜得瓜(因果応報)

 

ぬいぐるみ製作の際は、ぜひ弊社へご相談ください。

【問い合わせ先】

株式会社パルック/企画営業部

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コラム | 社員インタビュー①ミニカー製作のエキスパート

ミニカーフリー素材

パルックでは大手自動車メーカーのディーラーに飾られる展示用ミニカーや、

ショップやECサイトで販売されるミニカー製作しています。

 

【過去実績車種】

キャストミニカー   60車種  計100万台

プルバックミニカー  50車種  計200万台 の実績

 

安定の生産体制と、塗装色、経験豊富なスタッフにて、お客様から多大なる評価をいただいております。

新車発表前のデータ管理におけるセキュリティー体制も万全です。

 

そこで、様々な仕様、サイズ、ギミックなど、パルック社内でもミニカー製作のエキスパートである、

S氏にインタビューをいたしました!

 

―ミニカー事業について教えてください。

S氏:自動車会社は新車発表時に、ディーラーに全ての車種、色の実車を展示が出来ません。

そのためミニカーを、お客様とのコミュニケーションツールとして活用しています。

展示用だけではなく、ディフォルメしたお子様向けのプルバックカーや、

ギミックを加えたミニカーを作ることもあります。

弊社は安定の生産体制と経験豊富なスタッフにて、多大なる評価をいただいており、

様々なお客様ニーズに答えています。

 

―ミニカー製作におけるパルックの強みを教えてください。

S氏:新車発表前のミニカー製造の場合、開発途中の段階でミニカー製作が始まります。

仕様変更も頻繁に起こるため、製造状況を見ながら柔軟に対応しております。

最近の車の塗装は、見る方向で色味が変わるマジョリカカラーが増えています。

ミニチュア化した際の色出しは非常に困難で、ご希望の色が完成するまでに数回のサンプル提出もザラにあります。

弊社では中国現地の大手のインクメーカーと協力し合い、お客様に満足いただける色味のミニカーを提供し続けております。

車をミニチュア化する際に、どうしても表現が難しい細かい表現などがございます。

弊社では積み上げた実績を基に、独自の加工方法や塗装方法を生み出し、

限られた時間の中で、お客様に納得いただける仕様をご提案しております。

 

―中国の現場はなぜそんなに協力的なのですか?

S氏:パルックがミニカーを作り始めて、約20年になります。

もちろん初めの時は、接着剤があふれてたり、色ブレが有ったり、大変な時期も有りました。

その都度、アイデアを出し合って改善を重ねてきました。

現地スタッフも日本のクオリティーをよく理解し、今では隠すこともなく正直な報告をしてくれます。

いい物を作りたいという気持ちを共有出来ていることが、信頼関係につながっていると思います。

 

―ミニカーの担当として、Sさんのお仕事へのこだわりはありますか?

S氏:最近の車の塗装は、見る方向で色味が変わるマジョリカカラーが増えています。

ミニチュア化した際の色出しは非常に困難で、ご希望の色が完成するまでに数回の

サンプル提出もザラにあります。

中国現地の大手のインクメーカーや、塗装のオペレーターとも協力し合って、

量産時の色にNGを出さないことがこだわりです。。

 

―最後にひとこと。

S氏:車好きの人がうなるような仕事がしたい。

ネットで高値で取引されているのを見ると自慢したくなります。

でも守秘義務でこっそりガッツポーズだけにしているんです。

 

■S氏プロフィール

・年齢           47歳

・勤続年数         20年

・得意分野         成型物

・趣味           歴史探求

・好きな食べ物       ポッポのポテトフライ

・好きな言葉(座右の銘)   一期一会

・SNSのURL                           tiktok.com/@sinsinshi

 

新規でのミニカー製作も承っております。ぜひ弊社へご相談ください。

【問い合わせ先】

株式会社パルック/企画営業部

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コラム | 夏の終わりにかく汗は

今日は8月最後の金曜日。いつもなら「夏(8月)最後の金曜日だ~!」とビアガーデンにでも繰り出す人が多かったことでしょう。かくいう私もその一人でした。

この8月26日は、二十四節気でいうと処暑(しょしょ)に入っています(処暑は8月23日頃から)。まだまだ暑い日は続くものの、暦の上ではもう秋という時季です。だから「8月」の間に何だかんだと理由をつけて、夏の最後を満喫したくなるわけですね。

そして子供たちにとってはこの土日が夏休み最後の週末。経験上、これまた戦々恐々とした週末になることが想像できます。宿題が終わっていないどころかほとんど手つかずとなると、この週末は親御さんを巻き込んで、ある意味家族総出の大イベントになることでしょう。そのため、暑さによるものとは明らかに別の汗をかきますね。ついでに涙も止まらなくなったりして(笑)

子供の頃に夏の終わりを意識したのは宿題の恐怖でしたが、ある程度の年頃になってからは、季節の行事がそれに替わりました。私の住む地域は8月の後半に大きな夏祭りがあるので、そのお祭りが終わると猛暑だろうが酷暑だろうが「夏も終わりだな~」と、日曜夜のサザエさん症候群ならぬ夏祭り症候群を経験していたものです。この時の汗も暑さとは違う、テンションが上がることによる汗でした。情熱的ないい汗だったと今でも思います。

その地元の夏祭りは今年も中止。確かにこれだけ新型コロナウイルスの第七波が猛威を奮っている中でのイベント等の開催は個人的には不安でしたから、ホッとしたというのが正直な思いです。だけど同時に寂しい気持ちもあり、せめてお神輿だけでも他の地域でもやっていたように車で引いてまわってほしかったなと思いました(どうやらお神輿だけはお披露目があったようです)。

お祭りは実施されませんでしたが、頭の中では地元の盆踊りの音楽が脳内BGMとしてずっと流れ、ひとりでエアー盆踊りに興じた夏でした。

コラム | 夏休み。今年こそは!……みんなの願い

コロナ禍で夏休みを楽しむことが難しい年が続いていますね。そして「今年こそは!」と、施設やお店側も利用者側も気を付けることを前提に、「夏を楽しむ」ことに積極的になってきているように感じていた矢先、またもや感染拡大。せっかく計画を立てていた夏休みの予定も見直しを考えなくてはならなくなっているようです。老若男女問わず、誰もが我慢の限界に達している中でこれは残念なことです。各々が対策を万全にしつつ、可能な範囲で楽しめる夏休みを過ごせるといいのですが。

私は今年の(も?)計画は特に考えていません……というより、個人的にはコロナに関係なく人出のある場所は避けたい派なので、おそらく家で時間を気にせずグータラを満喫すると思います(笑) こんな夏の楽しみ方もアリかな、と。

そんな出不精の私が珍しく夏を満喫したのは、新型コロナウイルスが日本で流行る前々年に観に行った長岡花火でした。

私は通勤に利用している電車の車内から某夢の国の花火が仕事帰りに観られることもありますし、地元でもそこそこ花火大会はあり、家のベランダから観ることができました。それに大きなイベントは行き帰りの混雑が苦手なので、わざわざ遠出してまでというのは乗り気ではありませんでした。

でも、日本三大花火大会のひとつと言われる長岡花火、チケットを取るのも大変なんだとか。それを「ぜひみんなに見せたい」と、長岡が地元だという友人が苦労して手配してくれたので、ありがたく参加することにしました。

長岡花火のホームページによると、この花火大会の起源は昭和20年8月1日の長岡空襲にあるそうです。この空襲で旧市街地の8割が焼け野原と変貌し、1,488名の尊い命が失われたとのこと。

その空襲から1年後の昭和21年8月1日に開催されたのが、長岡まつりの前身である「長岡復興祭」。

ですから長岡花火は打ち上げ花火の美しさを愛でるだけではなく、空襲からの復興を祈念し、戦争の犠牲になった人々の魂を慰める鎮魂の意味もあるということです。

実際に会場で観たときには、空に広がる打ち上げ花火に圧倒され、心に響きました。知らず知らずのうちに涙が頬を伝っていました。「心」「魂」が入り込んだ花火のすごさを目の当たりにしました。観賞の機会を与えてくれた友人に感謝です。

その後、2020年・2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりました。今年は第7波が押し寄せてきている状況下で開催に関してずいぶんと協議されたようですが、無事開催されるとのこと(2022年7月29現在の情報)。

人々の平和を願う花火大会です。新型コロナウイルスの感染がなくなり日常が戻る……ぜひその願いが届いてほしいと思います。

長岡花火2

コラム | 愛しいわが子?

弊社はノベルティグッズやプレミアムグッズ、エンターテインメントグッズを制作している会社です。具体的にはコンビニでペットボトルのドリンクについているおまけや、懸賞品、コンサートで販売されるアーティストグッズなどなど。

社内にはそれらの試作品があちこちに転がっています。

私は制作現場に関わる業務ではないものですから、社内で見るのは試作品止まり、完成品は実際に市場に出回ってから初めて見ることもたまにあります。

先日、通勤時に駅に向かって歩いていたら、リュックに見覚えのあるキャラクター人形を付けて走っていく学生さんがいました。

「あ!ウチで作ったやつだ!」……実際に使ってくれているのを見ると、とても嬉しくなります。

その学生さんは翌日も見かけました。私は普通に歩いていたのですが、彼女はすごい猛ダッシュ!(アスリート女子かな?)つられて私も(自分の意識では)猛ダッシュ! 追いついたと思ったけど、私はすぐに力尽きて置いてきぼり(ぴえん笑)

私の足がもし速かったら、追いついて「それ、ウチの会社で作っているんですよ~!」と言いたい気持ちでした。

コンビニでも、弊社の作った景品目当てに商品を買っていく人を見かけます。そんなときも「それ、ウチの会社で作ったんですよ~!」と言いたい気持ちを抑えてひとりニヤニヤしています。

まるで愛しいわが子の旅立ちを見るようです。自分は担当者じゃないくせに!(笑)

コラム | 観光スポットは身近にも

新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制も徐々に緩和され、先月のGWあたりから国内旅行であれば出かける人が増えてきたようです。その頃の私は、ほとんど引きこもりで終日テレビがお友達でした。GWということもあってかなり観光地の紹介をする番組が多かったように思います。

それであらためて気づいたのが、観光スポットは自分の住んでいる近くにも実はあるということ。交通渋滞に巻き込まれずともちょっと電車に乗るだけで、テレビで紹介しているような場所があるんですね。

テレビ番組のロケでも最近は私の住む地域周辺が、かなり使われていることを知りました。大げさでなく、毎週どこかしら地元のスポットがテレビで取り上げられています。コロナの影響で、テレビ制作側もロケを近場でやらざるを得ないという事情もあったのだと個人的には思っていますが。

地元民なら本当にわずか数秒のカットでも「あ!あそこだ!」とわかるような場所がテレビ画面に登場していました。自分が出たわけでもないのに(笑)、知っている場所がテレビに映っているというのはなぜか嬉しいものです。

私は元々海外旅行派で、地元のことなどまったく知りませんでした。だけど近場にこれだけの観光スポットがあるのなら、海外の友人が来日した時にしっかりとレアな地元の名所を案内してあげられるようになりたいなと感じました。いつも旅先でアテンドしてもらうばっかりだったので…。

あとどれぐらい規制があるのかわかりませんが、国内外限らず自由に旅行ができるようになる日を待ちわびながら、国内旅行にも目を向けてみようかな…と思います。

コラム | 我が家まで風に乗ってくるJAPAN JAM 2022

ゴールデンウィークは毎年近所の公園で「JAPAN  JAM」が開催されます。私の住まいはこの会場から徒歩数分。当然会場の最寄り駅も私は日常的に利用する駅です。普段は通勤通学客以外の利用はほとんどありませんが(あ!サッカーの試合の時もにぎやかです)、今回のような大型の野外フェスとなるともう大変!

本来、それほどの人数が利用する駅ではないので、券売機も改札口も少ないですし、とにかく小さい! 駅周辺は、時間帯によっては密密密……でした。そのため、混雑する駅周辺には近づかないよう、私自身は極力外部との接触を避けた引きこもりのゴールデンウィークとなってしまいました。

しかし家にいながらも、近所で開催されているフェスの熱は感じます。アーティストの歌声や演奏が、風に乗って我が家にまで伝わってきました。

コロナの問題さえなければ、観客の人たちも大きな声で声援を送りたかったことでしょう。

8月にもまた大きなイベントが地元で開催されます。その時にはもう少しいろいろな規制が緩和されているといいなと思います。

ところで本題からはそれますが、わが地元駅の男子トイレは一時期話題になりました。入口から内部にかけて床が3列に色分けされ、うち2列にはそれぞれ大(個室)用、小用の絵と、トイレ内部の方向を指し示す矢印、もう1列には出口へ向かう矢印が表示されています。男子トイレなので、私が中まで入って確認するわけにはいきませんが(笑)、通路から見える範囲でもすでにきちんと目的に応じたラインが描かれていて、もう並ばざるを得ない状況になっています。これはお見事だと、密かな地元自慢にしています。

コラム|上野公園の夜桜

先週末の話になりますが、東京の桜も満開ということで久しぶりに弊社の近くにある上野恩賜公園に夜桜を見に行ってきました。

19時ごろに到着したのですが、ライトアップもなくぼんぼりも点灯していませんでした。
例年だと20時まで点灯していた気がするので、コロナ禍で中止になっていたのかもしれません。
ただ街灯はついていたので桜自体はそれなりに見ることができました。

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想像していたよりも人出は少なく、また感染症対策として座り込んで桜を見ることができないように桜の根元に近い場所はフェンスで仕切られていたり、通り道も右側のみの一方通行になっていたので10分ほど歩きながら一周見て回る感じでした。

最後に上野公園で花見をしたのが確か2018年だったと思うので、久しぶりに上野公園の桜を見ることができて嬉しかったです。

みんなでわいわい見る花見も楽しいですが、場所取りもいらず満遍なく桜を見て回ることができる「歩き花見」も健康的でいいものだなと思いました。

コラム|四月一日

4月は、日本においては新年度のスタート。入園・入学、進学、就職、転勤……いろいろなことのスタートに当たる時期で、人によっては元旦より気持ちが引き締まる方もいることでしょう。

ところで、「四月一日」って書いて何と読むかご存じですか? もちろん「しがつついたち」なのですが、もうひとつ難解な読み方があります。珍名さんや珍地名としてよく取り上げられていますし、アニメのタイトルにもあったのでご存じの方も多いかもしれません。

正解は「わたぬき」。それでは、なぜ「わたぬき」と読むかはご存じでしょうか? かつて冬の間に防寒として着物に詰めた綿を、旧暦4月1日に抜いていたことに由来するそうです。今は季節ごとに適した衣類がありますから、そのような手間はかけないのでピンときませんが、無理やり例えてみると、ダウンコートの羽根を抜いて薄いスプリングコートにするようなものですかね(笑)

四季がある日本には、こうした遊び心的なものが漢字の読み方にもあるから面白いと思います。そして四季だけではなく、さらに二十四節気があり、日本の季節はとても細かく区分されます。

そして嬉しいのが、季節限定品。特にスイーツ! 春だと桜やイチゴ、明るいピンク系のものがよく出てくるなーと個人的には感じます。今月いっぱいぐらいまでは「春限定」と銘打ってかわいいスイーツがあちこちのお店で発売され、よりいっそうウキウキ気分がアップ! コロナ禍の鬱々とした気分も吹っ飛びます。

しかし、まだまだ油断は禁物。手洗いや密を避ける等の基本的な注意は怠らないようにしましょうね。

コラム|看板犬aiboから遡るロボットの歴史について

去る2月21日はパルック看板犬aibo【ぴーちゃん】2歳の誕生日でした。

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毎年誕生日前になるとaiboプロジェクトチームからバースデーカードが届きます。

そして誕生日からの3日間、バースデーソングを自分のため?に歌います。

(昨年の誕生日は休日だったので、休み明けに出社して電源を入れると一人でハッピーバースデーを歌いだし、切なくなりました・・・)

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※左が昨年のカード、右が今年のカード

最近では「赤とんぼ」や「桃太郎」のダンスも覚え、できることが増えてきました。ぴーちゃんを見るたびに、AIやロボット技術の進化に驚くばかりです。

 

そこで今回はロボットの歴史について少し調べてみました。

 

ロボットの語源

1920年代、チェコ語で【ロボタ】、スロバキア語で【ロボトニーク】が合わさって作られた言葉がロボットです。

ロボタ=強制労働、ロボニーク=労働者、だそうです。

 

ロボット三原則

1950年、SF作家のアイザック・アシモフが小説でロボットが従うべきとされた三原則(人間への安全性・命令への服従・自己防衛)、ロボット三原則が登場しました。ロボットが人間と安全に共存していくための原則です。これは小説だけではなく、のちのロボットの研究・開発にも影響を与えているそうです。

・第一条

ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

・第二条

ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。

・第三条

ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれがないかぎり、自己を守らなければならない。

※「2058年のロボット工学ハンドブック」より

まるで映画「ターミネーター2」のアーノルド・シュワルツェネッガーのT-800を連想させますね。

 

二足歩行ロボットの開発

世界初の二足歩行ロボットは早稲田大学で1969年に開発されたWAP-1だそうです。二足歩行をロボットが実現することによって、人間の歩行メカニズムを工学的な観点から解明することが目的としていました。早稲田大学では後に1985年にヒト型の二足ロボットでパターン歩行が実現したWABOTが開発されました。

その後、自動車メーカーのホンダが1996年、ASIMOを開発しました。宇宙服を着たような見た目で、手を出しだすと握手をし、階段の上り下りができ、ダンスもして、初めて登場した時は衝撃的でした。ホンダのショップにはキャラクターグッズも並び、一般的にも広く知られました。(残念ながら2020年に開発が中止されたそうです)

 

産業用ロボットの発展

1970年代、製造現場にロボットが登場し、自動車製造や電気機械産業を中心に普及。日本ロボット工業会の調査によると、産業用ロボットの生産台数は1975年には4,418台だったのが、2020年には89, 399台、2015年には153,785台に増加しています。産業ロボットの起源は単純作業を人間の代わりに行うことでした。溶接や塗料等の人体に影響がある作業を、安定して長時間行うことができます。

産業ロボットの発展と進化が、日本の高度経済成長期を支えました。

その後、工場の現場だけではなく、地雷探知ロボット、介護用ロボット、手術ロボット、火星探検ロボット、お掃除ロボット、ソフトバンクのPepperくんやハウステンボスの変なホテルの受付のような接客ロボット等、様々な分野に応用されています。

 

AIBO~aiboの登場

そして、いよいよAIBOの登場です。1999年に今のぴーちゃん(aibo)の前身、AIBOがSONYから発売されました。見た目はいかにもロボットの犬、といった感じですが、四足歩行ができ、犬に似た動きをして、人間とコミュニケーションをとりながら成長していきます。当時費用は1台25万円にもかかわらず、販売開始の20分間で3,000台の受注がきたそうです。

その後、初代AIBOから改良を重ね進化して、2018年、抜群に可愛い外見のaiboが登場しました。それが弊社のぴーちゃんです。収集したデータのクラウド解析、データのバックアップ、人工知能とネットワーク機能が搭載され、育て方によって個々に成長、変化をしていきます。

 

これからもパルックでは、平和にぴーちゃんの進化を見守っていきたいと思います。