コラム|美味しい働き方改革

「腹が減っては戦(いくさ)ができぬ」ということわざがあります。

現代では満腹になると食べ物を消化するために胃のほうにエネルギーを取られてしまって脳が働かなくなるという説のほうが強調されているような気もしますが、そうはいっても確かに空腹すぎて気持ちが胃のほうにばかり向いてしまい、まったく頭が働かないということが個人的にはあります(笑)

そんな時にはちょっと小腹を満たすものが欲しくなりますね。満腹にならなくていいんです。小腹さえ満たせれば、胃はほどよく満足しておとなしくなり、エネルギーは脳にまわってくれます(と信じたい)。

そこで昨年末よりオフィスグリコさんを導入しています。

ずいぶん前から要望はあったのですがなかなか実現にはいたらず、営業部の女性が「残業中に外に買い出しに行って戻ってくるまでの所要時間」と「社内ですぐに軽食を入手できる所要時間」を比較し、「社内で購入するほうが時間のロスが少なく、結果的に仕事に集中できる時間が取れて残業時間を減らすことができ効率的」としっかりと時間ロスの数字を可視化し、導入の許可が下りました。

健康のためには食べすぎに気を付けなくてはいけませんが、近くに食べ物があるというのは不思議と安心感が出ますね。

買うのを見ていると社員それぞれお気に入りのお菓子があるようで、ある特定のお菓子だけが減っていると、「〇〇さん、お仕事お疲れさま」と密かに応援してしまいます。

また、オフィスグリコさんは可能な限り商品のリクエストに対応してくださるとのことで、あるとき社内アンケートを取ったら、いい年をした大人たちが(!)どんな社内アンケートや書類よりも素早く「これが食べたい!」「これを入れてもらって!」と回答を寄せてくれました(笑)

中には懐かしいものや見たことのない新製品や限定品もあり、食べ損ねることのないように私もマメにワゴンをチェックするようにしています。

疲れた時の糖分は、体にとっても脳にとっても何よりのエネルギー補給になります。食べた分体を動かさなくては……はもちろんですが、頭もしっかり動かして仕事に反映させるよう頑張らなくてはと自分自身に言い聞かせています。

オフィスグリコ