コラム | 美術館巡り⑤ザ・フィンランドデザイン展

渋谷にあるBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ザ・フィンランドデザイン展-自然が宿るライフスタイル」に行ってきました!

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フィンランドと言えば、みなさん何を思い浮かべますか?オーロラ、ムーミン、マリメッコ、サンタクロース、サウナ・・・といったところでしょうか。

自然豊かのフィンランドでは、冬が長く寒さも厳しいため、寒さに疲れた体を癒すサウナが発達しました。フィンランドの北部ラップランドでは、オーロラが年間200回以上発生、サンタクロースの住処もラップランドと国営放送で宣言されているそうです。

そんな自然と人間が調和したフィンランドでは、デザインも自然の影響を受けながら、進化してきました。

今回のザ・フィンランドデザイン展では近代化とともに発展したデザインの歴史を紹介しています。

1917年にロシアから独立したフィンランドが、観光業として収入を得るために力を入れた観光プロモーション用のポスターのグラフィックデザインの発達から、イッタラのガラス製品、アラビアの陶器、アルテックのスツール、フィンレイソンやマリメッコのテキスタイル等、日本にいる私たちにも身近な商品がたくさんありました。印象的だったのが、1930~70年代の商品ですが、ムーミンのトーベ・ヤンソン、マリメッコのマイヤ・イソラなど、女性作家・デザイナーが多く活躍していたことです。今見ても素敵な商品がたくさんありました。

会場内での撮影がNGだったので、ミュージアムショップで購入したグッズを紹介させていただきます!

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ミュージアムショップ入口すぐに、撮影OKのアルテック社アルヴァ・アアルトの家具のが展示されていました。

一番左の「アームチェア・パイミオ」は結核患者の療養所ためにデザインされ、110℃の角度につくられた背もたれは呼吸をするのに最適とされているそうです。

真ん中のスタッキングチェア【スツール60】はスタッキングできるように3本脚で設計され、創業以来800万脚以上売り上げているロングセラー商品だそうです。日本でも2017年にミナペルホネンとのコラボ商品が発売され、すごく可愛くて欲しかったのを思い出しました・・!

そんなアルヴァ・アアルトシリーズのグッズがガチャになっていました!

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私が引いたのは、【スツール60】のイエロー。展示もされていたカラーで本当に可愛いです・・!他にも【アームチェア・パイミオ】や【ティートロリー】、【66チェア】の名作がミニチュアになっていて、何回もガチャを回したくなってしまいます。

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ミニチュア家具のガチャはフィギュアを飾るのにもちょうどいいですね!

(aiboのガチャのサイズにちょうど良かったです)

そのほかにも、マリメッコのマグカップやポーチ、バッグ、イッタラのグラスやムーミンのグッズもたくさんありました。

 

1/30まで開催しているので、ご興味のある方はぜひ訪れてみてください。