貿易会社の仕事内容

世界を股にかける仕事といえば、まず誰もが思い浮かべるのが貿易会社でしょう。しかし、貿易会社と言っても、具体的にどのような仕事内容があるのか、また、どのようなスキルが必要なのかはあまり知られていません。

今回は貿易会社を志す人が知っておきたい基礎的な知識をご紹介します。

貿易会社とは

貿易会社では海外の良いものを日本に仕入れる、若しくはその逆がメインの仕事になります。よく誤解されることですが、貿易会社は運送会社ではありません。必ずしも、船やコンテナ、トラックなどを持っているとは限りません。大手を除き、そのような貿易会社は少数派とも言えるでしょう。

当然、貿易をする中ではこれら流通は欠かすことはできませんが、基本的に貿易会社では流通部門を持たず、外注をすることがほとんどです。

貿易会社は何をしているの?

貿易会社の主な仕事は、異なった国のメーカー(若しくは問屋さん)とお客様をつなぐお仕事です。品質は同じなのにもかかわらず、日本では高値で取引されており、海外では安く取引されている。そういった商品を海外から日本へ輸入し、その差額を利益としていただくのが貿易会社の基本的なビジネスモデルです。

または、日本ではまだ流通していないにも関わらず、海外ではとても人気がある商品を仕入れることも流通会社の仕事です。その会社の規模・形態にもよりますが多くの場合大量に仕入れ、大量に販売することで、製品一つ一つに掛かる輸送コストを小さくしています。

その他にも、自社商品を輸入する時に、別のお客様の商品も同時に輸入することで事務代行手数料を頂いたり、割安になった輸送費から手数料を捻出したりすることで、利益を上げています。

どんなスキルが必要なのか?

貿易会社で働くためにまず必要なスキルは英語であるといえるでしょう。その他にも中国語、スペイン語など世界的に通用する言語も習得しておきたいものです。

これは、「日常会話が出来る」というレベルではなくビジネスベースで会話ができるレベルが求められます。更に日本や海外のビジネス事情に精通している必要があります。どれだけその国のビジネスに精通しているかによって、利益の幅が変わってくるとも言えるでしょう。

貿易は複数の国の間の取引になりますので、それぞれの国の商習慣や、税金、法律についても詳しくなければいけません。

そして、どのビジネスでも共通することですが、特に貿易で必要になってくるのがコミュニケーション能力です。異なった国の間でも信頼関係を築き、ビジネスを構築していく力が最も必要になってくるでしょう。